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利尻山登頂、次の日はEバイクツアーで疲れを癒す旅

歩いて登った人にしかわからないであろう登った先に見える世界。登頂まで長い道のりは、リシリ レブンガイド ネット(rire)の案内のもと自分の体力と向き合いながら一歩、一歩丁寧に進めていく。8合目から見えあげるとようやく顔を出した槍のように尖った形をした山頂。周りを見渡すと広がる高山植物の世界に心奪われる瞬間があった。


6時間かけて歩いた先に広がった地球の美しさに心を奪われ、登っている時に感じた疲れも吹き飛んでいった。移変わりゆく天気に自然の変化を全身で感じとり、利尻山標高1721mの景色は登ったものしかわからないであろう、山の厳しさ、命の儚さ、雄大な自然の大きさに反比例するちっぽけな人間社会が思い浮かんだ。時間の概念から離れてガイドの案内のもと、自然で遊ぶことの険しさ、自然に触れる大切さを改めて感じる時だった。



翌日は、登山で疲れた足をケアする″スペトラ゛のEバイクツアーへ。

自転車を漕いで、登山で乳酸が溜まった体に有酸素運動を取り入れて体内の血の循環を良くしながら、周りの景色を楽しむ。山を登った時の緊張感が、ゆっくり漕ぐペダルとともにほどけていき体がリフレッシュされていく。

Eバイクの電動アシストが行く先々の道のりを助けてくれて、目の前に広がる利尻島の魅力に五感が冴えわたってペダルをこぐ足どりもどんどん軽くなっていったところで景色の良いところで小休止。

この日途中に立ち寄った、富士見園地展望台。映画 カナリアのロケ地にもなった展望台からポン モシリを望むと多くの野鳥が生活する姿が見えた。

利尻島は野鳥にとって格好の繁殖地・休憩地となっており、これまでに確認された野鳥は320種を超える。島の北西部はウミネコの集団繁殖地となっており、アイヌ語でポン(小さい) モシリ(島)を意味する小さな浮島の上にはウミネコ、オセグロカモメ.......の野鳥たちいた。自然体でありのままの野鳥の姿に登山の疲れは忘れて、夢中になって彼らの生活する姿に見入っていた。

自転車を漕いでる最中に見かけるのは野鳥ばかりではない。足元の草っ原にはキアゲハが花の蜜を食べていた。

自転車を走らせて港町の景色に立ち寄ると、利尻島夏の風物詩の 昆布干しの光景が目の前に広がります。伝統的な漁法を用いて収穫され、人の手で一枚一枚丁寧に干された昆布の景色には、1878年(明治11年)に北海道を旅行したイザベラ・バードは、北海道の昆布干し風景が、日本で一番美しかったと書いていたそうだ。

午前の仕事を終えた地元の漁師さん登場。利尻島の昆布についての知識を深めいく。

昆布には裏と表があり この乾している昆布はどのように回収するのか 手で一枚一枚丁寧に乾している

Ebikeの性能にも慣れてきて思わず飛び出てピースサイン

この日最後の到着地は、利尻島の観光スポットにもなっている 姫沼へ

登山も共に過ごした 馬場ガイドと麓から昨日登ったルートを再確認

登山ガイドとしての経験と日々自然と向き合う姿勢からは、山や自然の学びを得ることの多い時間となり、利尻島を遊び尽くす2日間となった。


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